鹿児島の郷土菓子 灰汁巻きの食べ方。
鹿児島の「ちまき」と言えば、「灰汁巻き(あくまき)」のことです。
この端午の節句の時期になると、毎年義母が作ってくれます。
タケノコの皮と、それを使って作られた紐によって包まれた中身は、プルンプルンのわらび餅のような見た目の、もち米で作られた物体です。
添付の竹紐を通すことで、包丁要らずで小さく切ることができます。
常温でもいいですが、冷たく冷やしてから、いただくのがおすすめです。
冷凍もできますよ。
この灰汁巻きは、薩摩藩が旅のお供に持参したというくらい、保存性に優れているのと、腹持ちが良い食べ物です。
まあ、見ただけで結構お腹いっぱいなので、うちではいつも朝食にします。
きな粉と黒砂糖で。
きな粉と黒砂糖を好きなだけ掛けていただきます。
見た目的には、黒砂糖より白砂糖の方が、きな粉とのコントラストが生まれていいかもしれないけど、鹿児島の甘味料といったら、黒砂糖ですよ。体にも良いからね☆彡
味は、灰汁で茹でて作られているくらいなので、かなり苦味があります。
食べる前に、皮ごと30分くらい水に浸しましたが、それでも、後味に苦味が残りますよ。
砂糖の甘さで、独特の風味、プルプルの食感を味わうもので、好き嫌いは分かれる食べ物ですね。
お皿に盛り付けるまでに手がベトベトになるのもちょっと嫌(~_~;)
刺し身醤油で。
何か他にいい食べ方はないものかと考え、試しに鹿児島の甘い刺身醬油に付けて食べてみたら、焼酎のつまみとして、なかなかいけましたよ☆
まあ、灰汁巻き自体が甘くないから、スイーツではなく、おかず(主食?)としてOKです。
松元銘菓 久古屋の「幻の茶々まん寿う」
左の緑色のお饅頭は、鹿児島市松元の春山にある物産館「お茶の里」にて購入した「幻の茶々まん寿う」です。
何が幻なのか分からなかったので調べてみましたら、昔、松元の各家庭で「はんず茶」(「半胴《鹿児島弁ではんず》」と呼ばれる水瓶で作る釜炒り茶)というのが作られていたのですが、今や幻となったのを松元茶は受け継いでいるとのことです。
その松元茶を使った中の餡子がとっても美味しかったです♪
今回のお茶は、知覧茶です。
せっかくだから松元茶があれば良かったなあ。
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